2006年 04月 21日
WESTREINNO A GO! GO! (下地・天井)
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若葉がまぶしい季節になってきた。
事務所のパキラくんも鉢を変えたらはえてきた。
WESTREINNOもようやく床下地も終了。天井・壁の下地作り〜仕上げ工事と進んで来ている。
さて、下地作りもですが、目標の仕上げは何なのか?
根本的に自然素材や暖かみのある仕上げを考慮し、天井は水性塗料、壁は珪藻土塗り壁、床はボルドーパイン無垢フローリング(節なし)を選出している。
建築年数が30年近くの公団物件で、現代・未来的な内装の仕上げのオンパレードもいま一つである。
条件的に出来ない事も多いし。
セルフで最高の状態にもっていけるものたちで化粧をほどこしたい。
よくワカラナイ自分自身もいるので、例えると家でしぼる100パーセントオレンジジュース見たいな方向性だ。
セルフな本物。
高級なオレンジを使うわけではない。しぼるんだし。
でも果汁30パーセントな内装じゃない。
種もつぶつぶもまとめて入れて、1000パーセントの気持ちである。
「私はグランベリー100パーセントがいいな!」と言う方もいらっしゃると思う。
でもグランベリー100パーセントって、聞いたことないなぁ・・・。
ふつう100パーセントなのかな?
その件、知っている方はご連絡を。
さておき、下地関係の進行中の内容である。
右記の写真は和室の解体途中からその後の床フローリング下地完了との比較。
和室の押入れを解体し2部屋を視覚的につなげる。床フローリング下地を貼り終えると段差はなくなり、つながり感はきっちり増した。
そして天井や壁の極端なデコボコをモルタルやパテで埋め下地を平滑にする。しかし既存の洋室と和室じゃ全然状態が異なる。付け鴨居をはずし、壁下地の悪い所を剥がしていく。
すべてがガチャガチャになってきたよ!
全体を統一し、平滑な仕上げにしていくのは難を要するの間違いなしである。
そこで天井はローラー塗装でパターンをつけ、ラフな仕上がりを考える。
しかし天井にパターンをつけるなら、先に骨材(砂や小石みたいな部類のもの)を天井に吹き付けてから着色塗装だ。
でも骨材を吹き付ける機械は手持ちではない。
そこで・・
珪藻土を水性アクリル塗料に混ぜてみた!
「それなら素直に珪藻土を天井に塗れよ!」と思いますよね、みなさん。
以前の使いかけの珪藻土が余っていたのである。
これいれたら弾性力があがり、ローラー施工でのパターンも若干つくし、無公害+低公害=理科の実験みたいでいけるであろうと。
結果、バナナセーキみたいな材料ができた・・・
とっても塗りにくい。
パターンは少しなら付く。
石灰入りの水性ペイントっぽい仕上がりにはなった。
この試みに関しては40点の赤点ギリギリくらいだと思われる。
興味のある方、勇気のある方はサンプル作ります。
そんなこんなで、天井の化粧直しは完了。
実際は写真ほど良くない。
次回は壁で。
by glampot
| 2006-04-21 23:40
| 住宅改装